子供が野菜を食べてくれなくて困っていませんか?
せっかく栄養を考えて与えているのに残してしまう・・・
このままでは成長に影響がでてしまうかもしれない・・・
そんなお悩みについて、原因と対策を考えていきたいと思います。
子供が野菜を食べない、嫌いな理由は”美味しくない”からです。
逆に考えてみて子供が好きなものって何でしょうか?
簡単ですね。
甘いお菓子、ジュース、誰が食べても美味しいと思えるものですね。
野菜にも甘味やうまみは当然ありますが、砂糖を使った甘さには適いません。
それでもやっぱり、子供の健康や成長を考えると野菜モリモリ食べてほしい!と思うのは、親なら当然のことですね。
では、どうしたら野菜を美味しく食べてもらえるのでしょうか?
例えば、料理に工夫をする(味付けしたものと混ぜる)、より品質の良い野菜を買う、などといったことが考えられるかと思います。
料理に工夫をする方法は料理のレシピを参考にすれば色々見つかるかと思います。
品質の高い野菜を買うという選択ですが、そもそも品質の高さってなんでしょうか?
スーパーに並んでいるお野菜はある意味では品質が高いといえます。
傷物がなく、色見や形が規格内でありますし、それなりに技術のある農家の生産品が並んでいるはずです。
でもここで求めなければならないのは”甘み・旨味”のある野菜でしたね。
実は、スーパーなどに並んでいるお野菜は味の面でいえば品質が高いとは一概にいえません。
なぜなら、規格内の商品にするためにはたくさんの量を生産し、規格内と規格外を振り分けすることが必要になるからです。大量生産向けの野菜の作り方では農薬を使用することがほとんどですし、栄養価も均一的になり、どうしても味の面では少量生産には劣ってきます。
さらに、スーパーで並ぶ前には必ず、野菜専用の薬剤で洗浄しているため、採れたての風味は損なわれてしまいます。
できるだけ味や栄養面で追及したい、という場合、個人農家から購入することが必須となるでしょう。
それでも、農家によって野菜の作り方・こだわり方の違いがありますから、自分たちに合った美味しい野菜を作れる農家を探すためには苦労するかもしれません。
そこで、確実に美味しい野菜を手に入れる方法が、実はあります。
自分で家庭菜園で野菜を育てることです。
ベランダでプランター菜園など、個人の家庭でも十分に野菜づくりはできるはずです。
育てる楽しみも生まれますし、自分たちで作ったお野菜なら美味しく食べられるはずですよね。
子供もお母さんが作った野菜なら、と毛嫌いせずに食べてくれるかもしれませんね。
もし、野菜の育て方がわからない、という場合でも大丈夫です。
今はインターネットで調べることができますから、調べながらでも挑戦することです。
しかし実のところいうと、本当においしい野菜を作る方法はネットの情報にはでてきません。
なぜなら、実際に野菜作りを通して、経験して学ぶことだからです。
いろんな状況、条件、時期、気候、手入れ方法、あらゆる要素が複雑に絡み合っているからです。
だからまずは、自分で実践してみることです。
ただし、忙しくて時間がない・・・と嘆いておられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときはぜひ、農家のつくったこだわりの野菜を試してみてください。