聖護院大根

聖護院大根は伝統京野菜です。

伝承によれば、文政年間(1816年 – 1830年)に金戒光明寺に尾張国から奉納された大根を、現在の左京区聖護院に住む農家が譲り受けて栽培し、採種を重ねるうちに短系の聖護院大根が生まれた、と言われています。

普通の大根よりも甘みが強く、煮崩れしにくいのが特徴! 定番の千枚漬けやサラダにも。水分が多いため、大根おろしには向いていません。西洋料理でも、ポトフ的な煮物やスープなどに使うと良いでしょう。

大根にはジアスターゼと言うでんぷん分解酵素が多く含まれており、消化を助け、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果が期待できます。